独立前に準備すべきこと

フリーランスエンジニアとして独立を考えているエンジニアは、事前にある程度準備しておかないと後で大変な思いをすることになりかねません。

フリーランスエンジニアは、基本的に確定申告や経理を自分で行います。そのため、独立する前から税金や経理に関する知識を身につけておきましょう。書籍やネットでもある程度調べられますし、空いた時間などを活用して動画で注意点を把握しておくだけでも大きな効果があります。フリーランスとして独立した後にトラブルが起きても、慌てることなく対処できるはずです。

また、フリーランスエンジニアとして独立する際には、義務ではありませんが税務署に開業届を出しておくと良いでしょう。開業届を提出できるのは、原則的に仕事を始めてから一ヶ月までです。独立直後は何かと忙しいことも多いので、開業届を出す手筈をしっかりと整えておくとスムーズにいきます。開業届を出すことにより屋号を決められたり、青色申告できたりとメリットが多いです。

フリーランスエンジニアとして独立した後に最も大変なのが、仕事の獲得と言えます。効率良く仕事を獲得していくには、幅広い人脈が欠かせません。独立後にクライアントを探すのではなく、独立前からコネクションを持つ企業との関係を深めておくことを心掛けておきましょう。人脈を使うことが難しい場合には、フリーランス向けのエージェントサービスを利用すれば、独立後の仕事の獲得も比較的安定するはずです。